【2DK中古マンション・体験談】子供が生まれたことをきっかけに実家近くの中古マンションを購入。概ね満足ではあるが、急ぎすぎてちょっと後悔した話。
男性
【購入時の年齢】26歳
【購入時の職業】会社員
【家族構成】
結婚して子供あり
妻、8歳・5歳の子供と住んでいます。
中古マンション
【間取り】2DK
【構造】鉄筋コンクリート造(RC造)
【駐車場】マンションなので、マンション付帯の駐車場があります。車が必須なエリアですので、世帯につき1台分くらいのスペースがあります。私は車を所有していませんでしたので、駐車場契約はしていませんでした。
【家の特徴的なもの】
築年は古いですが、プール・ジム付のマンションでした。また、バブル終わり頃に建てられた建物なので、構造や外観はしっかりしていました。
【金額】(土地代込み)
1001万円〜2000万円
【支払い】
本体価格+諸費用+入居時のリフォーム代を含めて35年ローンで購入しました。購入時の手出しはありません。
【家購入の意思決定者】
妻に意見を聞きつつ、意思決定はほぼ自分で行いました。
【以前に住んでいた住居】
購入前は妻と都内の賃貸住宅に住んでいました。新築の木造アパートに住んでいましたが、入居から1年半程度で結婚等を契機に退去しました。駅まで近く、また商業施設も多くあったので、生活利便性は非常に便利な土地でした。
【購入タイミング】
子供が生まれ、世帯構成が変化することを契機に購入しました。
【購入の理由】
1番の理由は子供が生まれることがきっかけでした。
賃貸、購入の選択肢で、購入を選択した理由としては、その方が月々の支払いが抑えられると考えられたからです。
【建てた場所】
実家の近くのマンションを購入しました。
【土地選びの悩み】
とにかく実家に近いところという観点で探しました。
ただ、実家が山の上にあるため、実家に近くになるにつれ駅までの交通が不便になります。
一方で、山を下りたところという選択肢もありましたが、こちらは便利ではあるが治安が少々心配というエリアで、いずれも一長一短ありました。
業者は良いことしか言わない(それが仕事ではない)のであまりアドバイスを求めたりはしていません。
しいて言えば、親には相談しました。
【土地選びの決め手】
一番は親の実家に近いという点が決め手でした。
次に価格。
当時の私で余裕を持って支払える金額でした。
最後は学区です。
子供を私立に入れることも検討していたのですが、公立に入れることになっても安心して通わせられる学区かどうかも判断材料の一つでした。
検討エリア内の利便性の高いエリアにある学校はあまり評判が良くなかったため、そういった意味でも自然と購入した家が絞られていきました。
【業者選びの悩み】
仲介といった本職ではないですが、私も不動産関連の仕事をしておりますので、気持ちよく仕事をしてくれそうな人かどうかの観点で業者を選びました。
基本的にはお金になりそうな人には優しくしてくれるのが不動産業界ですので、両手となるように売主と繋がっている業者を選びました。
【業者選びの決め手】
上記のように売主と繋がっているということを重視して業者を選びました。
とはいっても、大手で仕事面ではある程度信頼を置けますし、なんだかんだ融資のことやリフォームのこと、幅広い知識があって大変助かりました。
こちらも業者からの反応にはスピード感をもって対応していたので、先方からも気に入っていただけたのか、非常に良くしていただいたと思っています。
こういうのはふたを開けてみないとわからないかもしれません。
【建物選びの悩み】
当時、気に入った物件で出ていた間取りが、その間取りしかなかった点は非常に悩みました。
本当はもう少し大きな間取りが良かったのですが、その物件以上となるとちょうど売り物件はなく、いつ出てくるかという状況でした。
子供が増えたときに今の間取りで耐えられるのかという点が非常に心配でした。
【建物選びの決め手】
将来的に家族構成的に手狭になることは分かり切っていたことではあるのですが、その頃には自分の収入状況も変化し、選択肢も広がると思って、思い切って購入しました。
間取り自体も最低限の生活はできる間取りでしたし、何よりマンション内では希少な位置(角部屋、眺望がとてもいい場所)でしたので、将来売却になっても大きく損はしないと思ったことが決め手になりました。
【生活と心境の変化】
賃貸に住んでいたころと比べると、「ここは自分の家なんだ」という意識は非常に大きいなと思いました。
何をするにも傷がついたらどうしようと思うこともなくなりましたし、気持ちをどっしりと構えることはできたと思います。
一方で、このままこの建物が古くなっていったらどうするんだろうとか、そういった将来に対する不安もなくはないです。
【後悔していること】
建物の設備に関してはもう少し下調べしておけばよかったと思っています。
築古かつ狭い間取りですので、ドラム式洗濯機はリフォームをしても置けないことが後でわかりました。
また、断熱・密閉・空調性能は最新の住宅に比べて格段に低かったです。
冬場は温まってきたと思ってエアコンを切るとすぐに室温が下がってしまいます。
おまけに窓際の結露がすごく、通気も悪いため、気付くとカーテンのレースのカビがすごいことになっているなどはよくありました。
あとは、リフォームの際に和室を洋室に変更した一方で、費用削減のため他の洋室・リビングの床の上張りを行わなかったのですが、結果として床の統一感がなくなってしまいました。
プラス数十万円程度でしたので、今から思えばやっておけばよかったなと思っています。
【マイホームの良いところ】
隣近所のつながりが比較的薄いマンションですが、私が住んだマンションは非常にコミュニティがしっかりしており、住んでいても心地が良いところは満足しています。
組合活動も活発なため、入居当初は管理組合によりほぼ自主管理というような状況で、プール・ジムを抱えつつも周りのマンションよりも管理費・修繕積立金がu換算で低かったのは驚きでした。
今では管理組合の高齢化もあって、専門業者に任せてはいますが、昔の理事なども少なからず残っているので、今でも他のマンションに比べると管理費等の水準は低いと思います。
あとは何よりも眺望です。
眺望だけなら、都心部のタワーマンションに引けを取らないものと考えています。
部屋自体はそこまで自慢できるものではありませんが、マンションだけならプールもありますし、眺めも良いので、友達を呼ぶにはよかったと思っています。
【家での家族の暮らしぶり】
基本的には皆リビングに集まって、各々何かをしている状態です。
子供たちがテレビを占有し、私、妻はそれぞれのパソコンや携帯を見ながら、子守をしていることが多いかもしれません。
ベランダは奥行きが少しありますので、夏などは他所に迷惑にならない程度に子供用プールを出して遊ばせたりもしています。
【マイホームでの思い出】
狭いながらも眺望はよかったため、夏には家から花火大会の花火が見えました。
マンション内の他の家族は共用廊下に出て花火を見るといった感じでしたが、我が家は家から悠々と花火を見ることができました。
また、マンション内にプール・ジムもあるため、夏場は子供をそのプールで遊ばせることができ、保育園のお友達も呼んで、子供のコミュニティ作りにも使えたのがとてもよかったです。
今はコロナで外部の人を呼べなくなってしまいましたので、早くコロナが明けてくれることを望みます。
【当時の自分へのアドバイス】
長く住むつもりがあるのなら、リフォームはしっかりと行った方がいいと思います。
洗濯機や食洗器など、便利な機械を取り付けるにはどうしたら良いか、その他に新しく便利な設備はないかといったことをきちんと下調べしてからリフォームを行った方がいいと思います。
ローンを引けるのは最初のタイミングのみですので、後になって後悔しないようにした方が良いです。
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