【二階建て注文住宅・体験談】残りの人生をそこで過ごすことを考え先を見据えた設計と毎日が楽しく充実していると実感できるマイホームへの想いを実現。
男性
【購入時の年齢】38歳
【購入時の職業】会社員
【家族構成】
結婚して子供なし(二人暮らし)
2人家族夫である自分と妻
新築・二階建て・注文住宅
【間取り】３LDK
【構造】木造
【駐車場】3台分の駐車場設置。
【家の特徴的なもの】
妻のピアノレッスン室、薪ストーブのあるリビング
【金額】（土地代込み）
3001万円〜4000万円
【支払い】
自分名義のローンで既に返済済み。
【家購入の意思決定者】
夫婦二人で決めました。
【以前に住んでいた住居】
会社の社宅に転勤するたびに移り住んでいました。転勤族なので長くても一か所に数年で引っ越しを繰り返していました。
【購入タイミング】
転職をきっかけに購入を決めました。
【購入の理由】
転勤が多かったので地に足を着けた生活をしたくて、身寄りも頼りもない自然の多い、心の余裕がもてる地域を探してみつけました。
【建てた場所】
夫婦二人とも東京の出身で、東京はもう住む場所ではないと自然の多い田舎での生活を求めて身寄りも頼りもいない場所にしました。
【土地選びの悩み】
田舎の環境に地元の方々に受け入れてもらえるかが心配でした。
やはり、郷に入りては郷に従えですから、自分たちに馴染みのない風習やイベントなどがあってもそれをむしろ楽しむ気持ちで自然と溶け込もうと意識はしました。
【土地選びの決め手】
自然の豊かさと自分たちの経済力で身の丈に合った生活が維持できると思ったので決めました。
多くを期待するのではきりがありませんので、出来る範囲で努力できる無理のない生活設計をしようと考えて実現してきました。
【業者選びの悩み】
情報は様々な方法で入手しました。
足を運んで色々な業者にも直接相談しましたし、設計さんとも徹底的に打ち合わせを繰り返しました。
一生に一度の大きな買い物ですから手間を惜しんでいては、後で必ず後悔すると思い、時間をかけて取り組みました。
【業者選びの決め手】
販売担当の方の力です。
親身になって色々なアドバイスをくれて本当に助かりました。
完成後のずっとしっかりとしたフォローも怠らずにしてくださり感謝しています。
やはり、生身の人間とのやり取りですからここは重要な点だと思います。
【建物選びの悩み】
とにかく多くの希望を設計さんにお願いしました。
当然予算にも限りがありますかっら、全ての希望がかなうわけではありませんが、少しでも工夫をして下さり、十分に納得のいく設計が完成できたときには本当に嬉しかったです。
【建物選びの決め手】
恐らく終の棲家となるでろうと思い、そこでの暮らしを満喫できるように将来のことを踏まえての設計でしたので、20年以上たつ今でも十分に満足できる生活が送れています。
贅沢な仕様は全くありませんが今の生活に支障はありません。
【生活と心境の変化】
夫婦のコミュニケーションは格段に増えたでしょう。
猫の額ほどの庭での作業も薪ストーブ用の薪割りやクーラーの必要ない夏の涼しさを体験できること、そして何より、都会出身の夫婦にとって、この歳になって、暖かい春の訪れがこれほどまでに心待ちに出来ることの驚きは、忘れかけていた何かを思い出させてくれたと思います。
【後悔していること】
悔やんだことがあるとすれば、いくら列挙してもきりがないでしょう。
どんなに巨額な金額を投じて手に入れた家でも何かしら不満は発生してきてしまいます。
それよりも、今の生活を過ごすうえでもっと過ごしやすするにはどのような工夫が出来るだろうと考える方が楽しくはないでしょうか。
お金をかけなくてもちょっとした工夫で実現できることは少なくないと思います。
例えば、良くある工夫ですが、我が家にも雨水の再利用を工夫して庭の植栽に水やりをしています。
水道代の節約にもなりますし、今はやりのSDGｓにもなって助かっています。
本当に小規模なA4ほど面積ののソーラーパネルで発電して日常のパソコンの電源にも十分な発電も出来たりして、工夫はいくらでも出来ると思って様々な取り組みをしています。
【マイホームの良いところ】
多くの希望を設計さんにお願いして、予算の関係で自分の希望で叶えられたのは薪ストーブでした。
冬の寒い時期には、毎日この薪ストーブが大活躍します。
薪を手にれることも何とか安く入手できないかと工夫したり、結局のところファンヒーターなどの熱源の方が光熱費としては安く上がるのでしょうが、薪ストーブの火の暖かさはそれらとは全く異なるのです。
体の芯から温まりますし、何といっても調理ができることのメリットは計り知れません。
朝いちばんに火を入れたら、鍋をかけておくだけで、夕食にはホッカホカのおでんであったり、アルミホイールでくるんだポテトを転がしておいておくだけで、ほっくほくのポテトをおやつ代わりにほうばることも楽しみの一つです。
【家での家族の暮らしぶり】
家内は思いっきりピアノのレッスン室でグランドピアノに向かっていますし、自分は、ウォーキングクローゼットをの片隅に工夫して仕事用の書斎を作ってそこでパソコン作業したり、調べ物をしたりして過ごしていますが、冬は自然と薪ストーブのあるリビングで過ごすことが多いです。
【マイホームでの思い出】
お知り合いを呼んで食事などする際にも薪ストーブは喜ばれます。
大したおもてなしはできませんが、何より火のおもてなしは珍しいのか、喜んでくださいます。
重要なのは、そこに住んでいる住人が心の底からその場の生活を楽しんでいるかどうかだと思います。
それは、訪れてくださった方々にも伝わることなのではないでしょうか。
【当時の自分へのアドバイス】
手間も時間もかかるけれどそれだけの価値は絶対にあるので、焦らずにじっくりと構えて取り組むことを勧めます。
後悔のない、一世一代の買い物に慎重になることもやむを得ないけれど、大胆に決断するところはきっぱりと覚悟を決めて果敢に挑戦したらよいと思います。
そうすれば、必ず気に入った満足のいく結果が得られるはずですから。
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