【二階建て建売住宅・体験談】つわりで苦しいさなかに引っ越した夢の一戸建て。生まれた子供たちと幸せマイホーム・ライフ
女性
【購入時の年齢】32歳
【購入時の職業】自営業
【家族構成】
結婚して子供あり
4人家族。妻である自分、夫、中学３年生の長男、小学６年生の次男。
新築・二階建て・建売住宅
【間取り】4K〜4LDK
【構造】木造
【駐車場】家に駐車場は1台分あります。車は夫の会社の所有で、運転も夫が主にしています。
【家の特徴的なもの】
玄関灯がレトロな昔のガス灯風で、灯りが灯るときれいです。また、2階の天井には小屋裏収納をオプションでつけてもらいました。
【金額】（土地代込み）
2001万円〜3000万円
【支払い】
25年ローンで私と夫の共有名義で契約し、頭金は夫と私の貯金から主に出しました。夫の父親から一部資金を援助してもらいました。銀行でフラット35の住宅ローンを利用しました。
【家購入の意思決定者】
私と夫で話し合って決めました。双方とも気に入った物件だったので、どちらか一方が決めたというわけではありませんでした。
【以前に住んでいた住居】
結婚直後から夫と二人で、駅から徒歩5分ほどのところにある3階建て賃貸マンションの2階に、約1年間暮らしました。同じ敷地内に駐車場も1台分借りていました。マンション建物はレンガ造り風で、重厚な見た目でした。
【購入タイミング】
私32歳、夫31歳のとき、結婚2年目に購入しました。
【購入の理由】
住んでいたマンションが、冬になると強い北風がピューピュー建物に吹きつけて、その音がうるさくて私がガマンできなかったのが、引っ越ししたいと思ったきっかけでした。
田舎なのできれいなマンションは付近になくて、どうせ引っ越しするなら一戸建てを買おうと思い、両親も「家賃を払うのはお金をドブに捨てるようなものだから」と購入するのに背中を押してくれました。
【建てた場所】
JR大宮駅からバス20分程度。
夫の仕事場に近いところで、子ども部屋を2つ、また夫と同じ会社で仕事をしていたので保育園に自転車で通うことができるところが気に入って決めました。
【土地選びの悩み】
自営業の夫の希望で仕事場に徒歩10分以内で行ける場所と決まっていたので、家探しの範囲が非常に狭くて見つけるのに苦労しました。
また、駅から離れた場所なのでマンションが少なく、夫の父親が、いざという時に事業資金にできるからと転売価値の高い土地を選ぶことにこだわっていたことにも困りました。
【土地選びの決め手】
たまたま希望条件に合う地域に、新築一戸建てを建築中の現場があると親族から教えてもらい、実際にその現場に行きました。
現場付近の道路は道幅が狭く、車2台がすれ違うのがやっとのところが多いなか、その物件の前は、珍しく2台が余裕ですれ違えるほど道幅が広かったところが夫の気に入りました。
仕事場への距離、保育園や小学校（2校から選択可）に近いところも決め手になりました。
【業者選びの悩み】
住宅会社の営業マンはみんな人当たりがよく、あまり興味のないところでもアンケートに一度名前を書くと、電話や自宅に何度もやって来て困りました。
住宅展示場も広くて夢のようにステキなインテリアで現実離れしているので、現実の自分の生活に当てはめようとすると、あっという間に予算オーバーしてしまうのも悩みのタネでした。
【業者選びの決め手】
現場に行った後、同じ市内のある不動産会社からその物件の新聞チラシが入りました。
その不動産会社が直接販売していたことがわかり、不動産会社の社長の人柄もよく、信頼できそうだったのでそこを通じて購入することにしました。
【建物選びの悩み】
購入を決めたときは子供が生まれる前でした。
子ども部屋はいくつにするか、日当たりはよいか、昼間は静かでも夜はうるさくないか、付近の治安は安全か等々考えるべきチェックポイントがたくさんあり過ぎてなかなか決められませんでした。
物件の近くに住む義両親にも相談しました。
【建物選びの決め手】
現場では新築一戸建てが同時に10軒建てられていましたが、両隣の家のどちらからも程よく離れた位置にあり、日当たりがよいこと、子ども部屋を２部屋とることができて、和室があることが気に入りました。
階段がらせん状になっていて、転んでも途中で止まるので大ケガをしにくいところも重視しました。
【生活と心境の変化】
以前は駅に近く、近所に車や人が多く休みの日でも何となく落ち着けなかったけど、いまは静かな環境なので、落ち着いた気持ちで暮らせるようになりました。
同年代の子供が多く住んでいるので、ママ友ができて学校の情報をもらったり、お下がりをやりとりしたりといったご近所付き合いがうれしいです。
【後悔していること】
マイホームを購入した後に道を挟んだ向かい側に一戸建てが建ち、秋から冬には朝日が10時ごろにならないと入ってこなくなりました。
太陽の光が入らない午前中はかなり寒いです。
2階のトイレにオプションで換気扇をつけてもらったのですが、ふだん2階のトイレを使うことがあまりないため、掃除のときくらいしか使っていません。
わざわざお金を出して付けなくてもよかったかなと後悔しています。
また、2011年の東日本大震災では震度5弱の揺れだったのですが、それ以来1階リビングの窓サッシがゆるんできて、窓際の床を踏むとギィーと音がするようになってしまいました。
地震は予測不能とはいえ、もっと地震に強く建ててもらいたかったです。
【マイホームの良いところ】
オープンキッチンなので、料理や片付けをしながらリビングにいる子供の様子が見られるところが、私も子供も安心です。
夫はキッチンでテレビが見られるというので、夕食後にお皿を洗ってくれるようになりました。
（購入当初は手洗いでしたが現在は食洗器におまかせしています。
）お風呂の浴槽が大きいので、上の子が小学生までは親子3人同時にゆったりと入浴ができました。
今でも、ひとりで手足をゆったり伸ばして入れるのでとてもリラックスできます。
２階に３部屋あるので、二人の子供にそれぞれ日当たりのよい子供部屋が作れました。
しかし、学校の荷物や机、洋服を置いているくらいで、普段はリビングにいることが多いです。
また、夏には２階のベランダから花火大会が見られます。
【家での家族の暮らしぶり】
居心地がいいからか、子供たちはリビングで勉強や宿題をして、情緒も落ち着いています。
私も家に一人でいる時間、読書したり趣味の太極拳をしているときが大好きです。
夫はあまり外の居酒屋に行きたがらず、自分でおつまみを作って晩酌しています。
おいしそうなおつまみのときは子供も食べたがるので、競い合うように食べています。
【マイホームでの思い出】
子どもが小さいころに、おもちゃを壁に投げつけて、赤と黒の塗料が付いてしまいました。
初めはシミがついてイヤだなと思っていましたが、だんだん成長して体が大きくなっていくと、そのシミを見るたびに小さくてかわいかったころを思い出して、心がほっこりすることが増えました。
他の人にとってはただの壁のシミでも、私と子供たちにとっては大切な思い出です。
【当時の自分へのアドバイス】
住宅ローンの契約を済ませた頃に長男の妊娠が分かり、つわりで苦しい中での引っ越しをよくがんばったと思います。
当時は私も夫も「家を買う」という勢いがあったと思いますが、きれいな家を維持するには、買った後のお手入れも大事です。
メンテナンスをもう少し勉強して、まめに手入れをやっておくように教えてあげたいです。
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