古くて新しい和室が家族の真ん中にある家。細長い間取りでも快適な暮らしを実現。

【二階建て注文住宅・体験談】古くて新しい和室が家族の真ん中にある家。細長い間取りでも快適な暮らしを実現。

男性
【購入時の年齢】32歳
【購入時の職業】会社員
【家族構成】
結婚して子供あり
5人家族ですが一緒に住んでいるのは3人です。私、妻、高2の長女。長男と次男は家を出て下宿中です。





新築・二階建て・注文住宅
【間取り】6DK
【構造】木造
【駐車場】駐車場有。妻と私が1台ずつ(計2台)

【家の特徴的なもの】
柑橘と野菜が植えられる裏庭。

【金額】(土地代込み)
1001万円〜2000万円

【支払い】
28年ローンで、夫である私名義の契約。親からの援助あり。ボーナス払いなし

【家購入の意思決定者】
自分と妻の2人で決めた




【以前に住んでいた住居】
同じ家族構成で2階建てのアパートに住んでいました。2DKで駐車場有。結婚後約7年間住んでいました。田舎町の旧市街地で、1階部屋で小さな庭付き。

【購入タイミング】
30歳をすぎて、土地確保の目処が立ったタイミングで。

【購入の理由】
田舎の次男坊なので家を継ぐことはできず、持ち家という選択は必須だったから。
また当時は収入も安定していたし、無理のないローンでも購入できたから。


【建てた場所】
実家の近く



【土地選びの悩み】
私の場合、妻の実家からの相続だったので、場所や比較するものはありませんでした。
しかし地目が宅地ではなかったために、家を建てられるようにする労力や費用は一般的な土地購入よりもかかったかもしれません。
業者ではありませんが、地元の総代さんなどにアドバイスしていただきました。


【土地選びの決め手】
相続された土地だったので、選択の余地はありませんでした。
ただ、大通りに面しておらずあまり騒がしくないことや、商店やコンビニ、飲食店が近く、生活する上で便利だと感じています。
ちょうどお互いの実家の中間地点というところもメリットです。



【業者選びの悩み】
まず地元の「家づくり本」的なものを読み尽くして、どんな業者があるのかというところから始めました。
全国区の大手は坪単価が高いというイメージ(実際にそうでしたが)があったので、業者選びの前提としては地元に密着していることを重要視しました。


【業者選びの決め手】
最終的にお願いする業者の決め手は、自分たちがイメージしていた「住みたい家」に最も近い間取りを提案をしてもらえたからです。
価格は予算を伝えてあったのでほぼ横並びだったので、相性というか、要望を汲み取る力があったのかもしれませんね。



【建物選びの悩み】
間口が狭く奥に細長い土地だったので、動線の確保に悩みました。
特に居間(リビング)はくつろげる空間にしたかったので、家族以外が頻繁に出入りするような階段は部屋の中からではなく玄関から利用するようにするために、何度か間取りを修正してもらいました。


【建物選びの決め手】
5人家族それぞれのプライバシーを確保しながら、手入れがしやすいようにコンパクトにまとめた間取りです。
また、和風のテイストも入れたいとう希望を取り入れた外観や、周りの建物との調和が取れているデザインも決め手になりました。



【生活と心境の変化】
1戸建てに住むようになったことで、地域とのつながりが密になりました。
地元のお祭りや運動会への参加、消防団活動など、アパート暮らしの頃には全く縁のなかった世代とのつながりが広がるようになりました。
住み始めた当初は年齢が若かったこともあり、煩わしく感じることもありましたが、今では同じように新しく家を建てた近所の人の相談にも乗れるようになりました。


【後悔していること】
余計だったと思うのは部屋の数です。
子供一人に一部屋あるのですが、ほとんど使われていません。
理由は大半の時間を居間か台所で過ごすからです。
これなら、一番上と一番下の年の差が6歳なので、2部屋にして使い回し、あるいは1部屋でも良かったかもしれません。
他には、明るく日差しが入るようにと居間の窓を大きく取ったのですが、夏は暑いし冬は寒く冷暖房光熱費が嵩む結果になりました。
夏場はゴーヤを植えて対策をしていますが、冬は燃料代が結構かかります。
明かりを取り入れるだけならもう少し設計の段階で詰めておけば良かったかなと後悔しているところです。
また間取りの関係で畳の形状を特注にした分があり、今考えると入れ替え時のコストが余計に掛かってしまい無駄な部分だといえます。


【マイホームの良いところ】
細長い土地を逆手に取って、間仕切りによって部屋を広く使ったり区切って使えるようにしたところです。
基本的には3間続きのDK・居間(畳)・座敷それぞれを区切って使っていますが、お客さんが多い時には居間と座敷を繋げたり、小さなホームパーティの際にはDKと居間を繋げたりと、フレキシブルに活用しています。
家族が気に入っているのは、DKからそのままつながる4.5畳ほどのウッドデッキです。
洗濯物干しスペースでもあり、気候の良い時期にはテーブルを持ち出して、鍋や焼肉などを楽しんでいます。
また、まだあまり活用していないものの座敷には縁側を設けていて、前庭の景色を楽しむことができます。
もう少し歳を重ねたら、縁側から見える月を見ながら晩酌をしてみたいものです。


【家での家族の暮らしぶり】
子供にはそれぞれの部屋がありますが、夫婦の部屋は寝室が1つです。
圧倒的に居間で過ごすことが多く、家族5人が集まった際も、大半の時間を居間で過ごします。
その次に使うことが多いのはキッチンですね。
料理好きが多いので。
裏庭は柑橘円と畑になっているので、家庭菜園で野菜を育てたり、時々バーベキューをしたりしています。


【マイホームでの思い出】
家庭菜園で野菜や柑橘を育てるようになったことです。
きっかけは私の両親が暇を持て余してみかんの木を植えたことですが、居間では毎年ちゃんと収穫ができるようになってきました。
家を建てた頃には全く興味がなかった野菜作りですが、自分で育てた作物を家族が料理してみんなでいただくという行為は、ささやかながらとても贅沢なことで、幸せを感じます。


【当時の自分へのアドバイス】
もっとコンパクトにできたと思います。
一部屋あたりの広さも、4畳半より6畳、6畳より8畳という風にとにかく大きい方が良いという風に考えていましたが、いざ暮らし始めるとそんなことはなく、逆に手間がかかって大変だと感じることの方が多くなりました。
極端な狭小住宅にする必要はないと思いますが、先人の知恵を参考に、昭和の時代の町屋や田の字で区切った間取りを取り入れても良かったかなと思います。

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